
中央大学駅伝部といえば、87年連続出場、優勝回数は最多の14回という輝かしい記録のある伝統校ですが、昨年、連続出場記録が途切れてしまいました。
まさかの予選落ちでしたよね!
「こんな大記録を保持していた中央大学の予選落ちするの!?」って驚きましたよね。
また、新入生がキャプテンをしているとは思っていませんでしたので、それにもビックリしました。
今回はその真実を解き明かしていきたいと思います。
スポンサーリンク
中央大学駅伝部に藤原監督が驚愕!!
中央大学駅伝部は2016年度より、藤原和正新監督の元、再スタートを切りました。
藤原新監督はその前までホンダにいて、現役で活躍されていました。
なので、ご自身も箱根駅伝を走った経験のある方なんですよね。
では、何故、藤原和正さんが新監督に就任した途端、「中央大学の駅伝部が内紛」というようなことが話題になったのでしょうか?
藤原和正さんが母校の駅伝部に監督として戻り、今の駅伝部の状況に愕然としたそうなんですよ。
その理由を以下にまとめてみました。
・雰囲気が同好会並みに締りがない。
・3、4年生はスクーターの使用がOK等、規律が緩くなってしまっていた。
・自分達で今後についてミーティングさせても、どうしていこうか等の意見が出せずに10分でミーティングを終わらせてしまった。
めちゃくちゃ、凝縮してまとめてみました。
それでも、藤原正和さんが新監督に就任した当時は、名門の面影もないくらい駅伝部は酷い状態だったのは分かるでしょう。
そこで、藤原和正新監督は危機感を抱き、どうにかしなければと思ったそうなんですね。
そりゃ、そうですよ!!
中央大学の駅伝部といえば、昔は強かったかもしれません。
でも、今は優勝候補に名前すら挙がらない状態なんですから!!
連続出場記録や過去優勝記録は輝かしいものですが、今の箱根駅伝の予選会は、同好会レベルの状態で突破できる程、甘くはない!!
スポンサーリンク
中央大学駅伝部、新入生をキャプテンに起用したのが内紛の真実?
同好会レベルまで落ち込んでしまった中央大学を奮起させるために藤原新監督がやったこと。
それが、新入生をキャプテンに起用するというものでした。
キャプテンに新入生を使うって・・・
まるでマンガやドラマの世界の話ですよね。
これは驚きでした!
その理由として当時の新入生、現在の2年生は先輩に物申すような姿勢があったんですね。
そして新入生の舟津彰馬さんが新キャプテンに、田母神一喜さんが副キャプテンに任命されました。
2~4年生は1名ずつ『幹事』という役割を設けてキャプテンのサポート役としたんですね。
この年の箱根駅伝予選会、結局中央大学は予選落ち。
それにより、様々な憶測の元、メディア等でも騒がれましたねー。
このときですよ。
中央大学駅伝部に内紛があるということが話題になったのは。
日曜日の朝のテレビで「サンデーモーニング」って番組があるじゃないですか?
それに張本勤さんが出てますよね。
「喝ッ!!」でおなじみのあの人。
あの人が番組内で「情報によれば内紛があるそうだから、よく考えて立て直した方がいい」という発言をしたんですよ。
これは1年生が主将をやっているから、先輩方の反発を買っているという噂話を受けての発言だったっぽい。
この発言から世間でも「内紛あるの?ないの?」ということが話題になったんですね。
ですが、結論としては、特に目立った内紛はなく、外野があれこれ言っていただけみたいですね。
むしろ、2~4年生は1年生を主将にされたことで逆に奮起できたそうなんです。
箱根駅伝連続出場記録は確かに途切れてしまいました。
それは凄く残念な事ですし、この時に走っていた舟津キャプテンを始めとした選手が一番、誰よりも悔しかったと思うんです。
しかし、その悔しさをバネに中央大学は今年も舟津キャプテンを先頭に予選会に出場し、今年は見事に箱根駅伝本選出場の切符を手に入れたんです!!
「新入生をキャプテンにした事が敗因だ、紛争だ」と言われていますが、これは藤原新監督の言う通り、『改変』なのではないでしょうか?
何事も古い伝統を壊して改変するのは凄く大変な事だし、キャプテンを変えたからってすぐに結果が出るとは限りません。
でも1年で結果を出してきた中央大学駅伝部、同好会レベルからここまで変わったのは本当に凄いと思います。
まとめ
中央大学駅伝部は昨年、藤原新監督により、新たなスタートを切りました。
その年の箱根駅伝本選出場は逃しています。
しかし、これはキャプテンが新入生だったからではないと私は思います。
同好会レベルだった事や、それにより選手の危機感の低さ等、様々な要因が重なってしまった結果だといえます。
その悔しさをバネに今年の予選会で中央大学は素晴らしい走りを見せてくれました。
名門中央大学駅伝部の来年の箱根駅伝の走りが今から楽しみです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。