【京都のスイーツ】グルメ観光でおすすめの和菓子店 – その1

京都は誰もが憧れる日本文化と伝統の中心であり、京都だけはいろいろな意味で、日本の中でも別格です。

和菓子にかけては他の追随を一切許さないのは、ひとつには京都にはこれだけ多くの神社仏閣が控えているからでしょう。

神社仏閣といえば、お茶と切り離すことができず、和菓子もまたお茶の文化と共に発展して来たからです。

「とらや」(今は東京が本店)のように関ケ原前夜から存在していた老舗もあれば、「一和」(いちわ)のように平安時代にまで遡るような茶店もあり、京都では和菓子の老舗に事欠きません。
和菓子と共に、京の歴史も一緒に味わいたいものです。

さて、実際の京都観光では、要所要所でのスイーツが非常に重要な役割を演じます。
周知の通り、京都はとにかく見るべきものが多く、これらの名所旧跡を周るだけでも大変です。スイーツを上手に“つなぎ”に使って、効果的に京都を観光しましょう。

京都生まれ京都育ちの筆者が、玄人おすすめの和菓子処をご紹介します!
この記事を読めばグルメ観光で行くべき場所が見つかりますよ!

このコンテンツには広告を含む場合があります。

スポンサーリンク

イチオシは何と、力餅の「加藤商店」!

数多い和菓子の老舗を退け、京都の“玄人”が一番におすすめするのは定食屋の「加藤商店」。

京阪四条駅から鴨川に沿って南へ歩き、松原通りを左折。
そのまま清水へ向かって歩きます。

ここはかつて地獄の入り口に近いと言われた場所で、六道の辻の石碑が立っています。
界隈には六波羅蜜寺や六堂珍皇寺などがあり、一種独特の雰囲気を醸し出しています。

▼松原通りから東大路通りへ出る手前に、「力餅」の看板を掲げた古い定食屋があります。

麺類や丼ものがメインではありますが、ここの和菓子は天下一品です!
どこのお菓子屋にも負けません!

店頭販売していますので、ここで買って歩きながら食べても良いのですが、せっかくですから、店内でレトロな昭和の雰囲気を味わいましょう。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26019421/

▼大福餅180円はかなり大きいのですが、餅自体は甘くないので2つぐらいは行けますね。

▼栗餅も相当に美味しいです!(栗餅左と大福餅右)

▼小腹が空いた時は、あんかけうどんがおすすめ。大福餅と一緒にいかがですか?

抜群のハイセンス、大極殿六角通甘味処「栖園」!

だいごくでん ろっかくどおり あまみどころ せいえんと読みます。

平安神宮への献上菓子「花背」で有名だそうですが、美味しいのは店の名前の付いた「大極殿」という饅頭です。

私は餅と団子が大っ好きで、饅頭屋羊羹は余り好きではないのですが、この「大極殿」だけは別です。

中は白餡の大変上品な京都らしいお菓子です。
JR京都駅の土産物コーナーでも買えますので、京都土産に是非おすすめしたいところです。

この大極殿、本店は大丸京都店のすぐ隣の路地にありますが、今回は少し北の六角通にある和風喫茶、「栖園」へ行きましょう。

昔ながらの家屋を改装した店内は、京都本来の姿を感じさせてくれます。

ここでおすすめしたいのは「琥珀流し」という寒天状のスイーツ。
月によって味が変わり、この写真は甘酒です。
ほのかに感じる甘さで、何の抵抗もなくスーッと口の中に溶けるように入って来ます。

▼冬はぜんざいがおすすめ。

▼店内には美しくて上品な生菓子が展示されています。

ただ最近は人気があるために、週末の特に午後は大変混み合います。
狙いは午前中です。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26004652/

朝からお菓子?と思われるかも知れませんが、先ほどご紹介した「琥珀流し」は自然と口に入って来るほどに軽くてあっさりしているため、お昼前に召し上がっても何ら問題はないと断言致します!

大丸のすぐ近くで、アクセスも良いので、ちょっと外せないところですね。

スポンサーリンク

絶妙の和洋折衷、「一乗寺中谷」!

少し京都の中心地である四条河原町から離れ、出町柳駅から叡山電鉄で一乗寺まで足を伸ばしましょう。

ここには詩仙堂や曼殊院、八大神社といった観光スポットがあり、非常に玄人好みのするエリアでもあります。

歴史の話は他に譲るとして、私達はスイーツに専念しましょう!

この界隈に知る人ぞ知る名店、「一乗寺中谷」(いちじょうじなかたに)があります。

もともとは伝統的な和菓子屋でしたが、和菓子職人の若旦那とパティシエの奥様とのコラボにより、和洋折衷のお菓子が実現しました。

勿論、団子や饅頭、羊羹といった普通の和菓子も買えるのですが、ここでしか味わえない和洋コラボのスイーツを頂いてみましょう!


→メニュー

▼下の写真は緑茶ティラミスとコーヒーのセット。緑茶とはいえ、ティラミスなのでコーヒーが合いますね。

▼こちらはわらび餅パフェ。何の違和感もなく、和菓子と洋菓子が見事に合体しています。

まとめ

京都は和菓子の老舗が多く、とてもではありませんが全てを制覇することはできません。

また有名店には長蛇の列ができているため、時間を大幅にロスしてしまいます。
ここは隠れたおすすめ店に狙いを定めましょう!

今回紹介したグルメ観光でオススメの和菓子スイーツのお店は・・・

・「加藤商店」
・「栖園」
・「一乗寺中谷」

この3店舗です。

紹介した和菓子のお店をグルメ観光で取り入れてみてくださいね♪

今回は、京都のグルメ観光にオススメの和菓子店の紹介の第一弾です!
第二弾の記事もありますのでご覧ください!

スポンサーリンク

スポンサーリンク



関連記事(一部広告含む)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る