現在、日本の都市部に住んでいれば世界中の料理を気軽に楽しむことができます。
とはいえ、会社の会食や打ち合わせ、結婚式などで正式な食事の仕方を求められた場合、その対応に戸惑ってしまうのが多いのではないでしょうか?
今回は洋食の基本的なテーブルセッティングや食事が終わった後のナイフとフォークの置き方についておさらいしておきましょう!
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洋食の基本のテーブルセッティング
仕事でかしこまった洋食料理店へ行ったとき、結婚式でコース料理を出されたとき等、これらの状況で困るのがテーブルマナーですよね。
洋食の基本のテーブルセッティングを確認しておきましょう!
(引用:TABLEWARE of PANTRY)
A:ナプキン B:サービスプレート C:シリアルボウル D:パン皿 E:カップ&ソーサ F:ウォーターグラス G:ジュースグラス H:フォーク I:ナイフ J:スプーン
テーブルセッティングの仕方は朝食、昼食、ディナーなどで変化するものなのですが、上の画像はディナーのパターンですね。
どのパターンのであってもナイフやフォークは外側から順番に使っていきます。
もし、間違ってそれ以外のナイフやフォークを使ってしまっても普通はスタッフが補充してくれるので心配ありません。
結婚披露宴などで洋食のコース料理を食べる機会があるかと思いますが、席についたときに最初から中心にお皿が置いてあって、その両サイドにスプーンとフォークがあると思います。
最初から中心に置いてあるお皿のことを「位置皿」と言って、席の中心を決めるための役割を果たしています。
「位置皿」がテーブルに置いてあるうちは、まだメインディッシュが出されていないことも意味しているんですよ。
また、縦に置かれているナイフ、フォーク、スプーン等を全て使い終わったら、メイン料理が終わったことを意味しています。
それ以降は中座しても良いという合図になっているんです。
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ナイフとフォークの使い方は大丈夫!?
ナイフとフォークは洋食を食べるときには使えなければなりませんね。
ナイフは右手に持ち、刃の付け根に人差し指を伸ばして使います。
フォークは左手に持ち、背に人差し指を伸ばして使います。
両手でナイフとフォークを上手く扱えない時は、ナイフで料理を切ったあとに、ひとまずナイフを置き、フォークを右手に持ち替えても大丈夫です。
そのときのフォークの持ち方は普段スプーンを持つような持ち方でオッケーです。
これなら楽ちんですね。
この持ち方はサラダやライスのようにフォークで刺すより乗せた方が食べやすい食べ物を食べるときにも使えますね!
コースの中でパンをいただくことになると思うのですが、それに伴って「バターナイフ」を使うことになると思います。
「バターナイフ」は右手で使い、バター皿から食事中に必要な分のバターをパン皿に載せるときに使います。
バター皿から直接パンに付けないないように注意してください。
バター皿から取り出したバターは一旦、パン皿に載せるというのがポイントです。
その後にパンにバターをつけるようにしましょう!
食事中や食べ終わった料理に使ったフォークやナイフの置き方もよくわからなかったりしませんか?
食事中の場合、フォークは背を上に、ナイフは刃を手前にしてハの字型にして置きましょう!
中座時も同様です。
一方、食べ終わった料理の場合、フォークとナイフを4時の方向にそろえて置いておきましょう。
このとき、フォークは歯を上に向けて、ナイフは刃を内側に向けておきます。
まとめ
会社の食事会や結婚式などで「正式な洋食のスタイルを身に付けておけば良かった!」と後々後悔することがありますね。
簡単な知識でも知っておくと、あまり緊張せずに料理を楽しむことができると思います。
食事のマナーについて事前に色々と調べてみると、新しい発見があって意外と楽しいですよ!
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