【和食マナー】子どもに食べる順番、配膳、お椀の蓋の取り方等を教えてる!?


社会人になってから高級な和食料理店に行ったとき、結婚式にお呼ばれしたとき、子供に食事のマナーを教えるときなどなど・・・。

自分が食事のマナーについてあまり詳しくないことに気がつく場面に遭遇することは多々あるものです。

そんなときのために、食事のマナーの基本についておさらいしてみませんか?

今回は和食の食べ方のマナーについて見ていきましょう!

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和食の基本は一汁三菜!!正しい配膳は!?

「一汁三菜って何?」

もしかしたらこのように思った方もいるかもしれませんね。

和食の基本構成は一汁三菜(いちじゅうさんさい)と言われており、「ごはん」「汁物」「香の物(漬物)」「三種類のおかず(菜)」となっています。

ここで、「一汁」は「汁物」を、「三菜」は「なます」「煮物」「焼き物」のことを意味しています。

『和食で毎回「煮物」なんて食べないよ!!』と思うかもしれませんが、あくまで基本ですのであまり突っ込まないように・・・。

豪華な和食料理になると「一汁三菜」が「二汁五菜」や「三汁七菜」へと進化するんですよね。

そんなに豪華にされても食べきれるかどうか・・・。

一汁三菜の場合の配膳を見てみましょう!

「配膳」とは並べ方のことですね。

以下の画像が一汁三菜の配膳になります。

一汁三菜0001

いかがですか?

普段、家で並べている並べ方と同じでしたか?

意外とご飯と味噌汁の配置が逆の人は多いんじゃないかなぁ?

すぐに真似することのできることなので、次の食事からでも取り入れてみてくださいね。

「一汁三菜」という名称には「ごはん」と「香の物(漬物)」は入っていませんが、これらは和食には当然入っている大切なものなので、「一汁三菜」という名称の中には含まれていません。

画像を見てみると、一番手前にお箸を置いているのがわかりますね。

お箸は箸先を左側にしておきましょう!

左利きの人は怒るかもしれませんが、右利きの人が多いのでこのようになっています。

そして、左手前にご飯、その右側に汁物。

三種のおかずはごはんや汁物の奥に食べやすいように並べてください。

おかずはお箸、ご飯、汁物のように特に位置が決まっていませんので、見た目がキレイになるように並べると良いでしょう!

和食のマナーで食べる順番は関係ある!?

おいしそうな和食料理が自分の目の前に運ばれてきました!

どれから食べるか迷ってしまいますが、食べる順番があるからちょっと待って!!

そう、マナーを守った場合、実は和食には食べる順番があるのです。

最初に食べるのは「汁物」です。

和食のマナーとして最初に「汁物」を飲む理由は2つあります。

一つ目の理由は「お箸にごはん粒を付けないようにするため」というもの。

乾いた状態のお箸にはご飯がくっつきやすく、昔の人はごはん粒がくっついた状態のお箸は見た目が良くないと思ったんでしょう。

その状態になることを避けるために汁物を先に飲んで、お箸を濡らしておこうというわけです。

二つ目の理由は「これから食事を摂ることを体に教えるため」というもの。

はじめに汁物を飲んでおくと、それがゆっくりと体内に流れて、体は栄養を取る準備を始めるようになるそうです。

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意外と知らない蓋付きお椀のあけ方や持ち方

和食の食事のマナー上、最初に汁物を飲むということでしたが、和食料理店などで蓋付きの汁物を出されたときに、その蓋の扱い方に困ったことありませんか?

ということで、蓋付きのお椀のあけ方や持ち方をおさらいしておきましょう!

以下の動画で蓋付きのお椀の扱い方を確認してみてください。

動画の中ではお箸の使い方も合わせて確認することもできますよ。

いかがでしたか?

「ムズっ!!」って思った人が大半だったのではないでしょうか?

動画を何回も見て練習するといいかと思います。

蓋を取るときにそっと「の」の字を描くようにすると水滴が落ちにくいですよ。

乱暴に蓋を開けると水滴がこぼれてしまうので、蓋を開けたらお椀のふちにかけた状態で数秒間待つとキレイに汁きりをすることができます。

動画からは、マナー通りお椀やお箸を取り扱うには両手を駆使しないといけないということがわかりましたね。

慣れるまで大変だと思うので、毎日の家の食事でトレーニングを積んでおくと良いでしょう!

そうしておけば突然、高級和食料理店に行くことになっても恥をかかなくて済みますね。

まとめ

ちょこっとだけ和食のマナーについて取り扱ってきました。

和食は汁物から手をつけるというのを知らない人は結構いたんじゃないかなぁーって思っています。

自分自身が会社でマナーを身につける必要があるかもしれませんし、子どもにマナーを教える機会があると思うので、今回の記事の内容のことは知っておくと役立つと思います。

年令を重ねるほど、マナーを知らないと恥をかくことが多くなってきますので、こういったマナーは少しずつ勉強して身につけていきましょう!

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