食事をとるという行為は毎日するものですが、きちんと食事のマナーを守れていますか?
美しい姿勢、キレイな箸使い、キレイな食べ方は食事中のあなたの姿を上品に、優雅に、魅力的に見せてくれます。
食事をしているときに、利き手と逆の手で受け皿を作っていませんか?
和食を食べるときにやってはいけない食べ方をおさらいしていきたいと思います。
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こんな食べ方はNG!
友人などと食事に出かけ、そこで話に夢中になって、食べ物を口に入れたまま話し続けてしまった経験ありませんか?
相手に不潔な印象を与えていまい、一緒に食事をとりたくないと思われてしまうおそれがあります。
いわゆるクチャラーと呼ばれるクチャクチャと音を立てて食べ物を噛む人やカチャラーと呼ばれる食器の音をカチャカチャさせながら食事する人も、同様に嫌われる人たちです。
(クチャラーは他人から「本気で一緒に食事をしたくない!」と思われるので注意!)
こういった食事のマナーは誰も見ていなくても日頃から気をつけて守りたいものです。
上司や取引先などとの会食の場で級にマナーを守ろうと思ってもなかなかできるものではないからです。
こんな食べ方はNGというものを紹介していきますので、もし、あなたがやっていたらすぐにやめることをオススメします。
■袖越し
「袖越し」とは右に置いてある器を左手で取ったり、左に置いてある器を右手で取ったりすることです。
クロスするイメージですね。
「袖越し」は服についているホコリが料理に落ちたり、服に料理がくっついたりしてしまうことからマナー違反になっています。
飲み会でこれをやってしまうと、お酒やをひっくり返してしまう危険もあります。
■ひじつき
「ひじつき」とはその名の通り、食卓に肘をついて食事をすることです。
姿勢も丸くなり、だらしない印象を与えます。
■犬食い
「犬食い」とは背中を丸め、顔を器に近づけて食べ物を食べる方法です。
犬の食べ方のように見えることから「犬食い」と言われるようになったのですね。
日本では和食を食べる場合、食器を持って食べるのが基本のマナーとなっていますので、犬食いをやると汚い食べ方だと思われます。
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【和食の食事のマナー】左手を添えるのはダメ!?
和食に限らないんですが、食器に盛られた食事を口に運ぶときに左手を添えて(左利きの人は右手を添えて)口に運んでいませんか?
手を添えて食べる方が上品に見えるから、マナー違反どころか、「手を添えることがマナーだ!!」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、利き手と逆の手を添えて料理を食べることは「マナー違反」ですので注意してください。
日本料理の場合、食器を持って食べるのが大原則ですから、それを守っていれば手を添えるという状況はほとんどないはずです。
手を添えるのではなくて、食器と食材をともに口の近くまで持っていき、食事をしましょう!
日本料理の特徴の一つとして、料理が盛られている「器」があります。
ご飯を盛りつける「茶碗」、丼物を盛り付ける「丼椀」。
味噌汁やお吸い物などの汁物を入れる漆器や木目の「お椀」。
お刺身は「四角皿」に盛りつけます。
前菜や煮物類を盛り付ける「小鉢」。
煮物類は「中鉢」に盛りつけることもありますね。
小鉢や中鉢は六角形のものなどの特徴的な形のものが多いですよね。
和食のマナーは食器を手に持って食べるというのが大原則ですが、「手に持ってはいけない器」というものがありますので覚えておきましょう!
■手に持って良い食器(例外あり)
茶碗、飯椀、お椀、小皿、醤油小皿、蕎麦ちょこ、小鉢、中鉢など
■手に持ってはいけない食器
大皿、盛皿、お造り皿など
「手に持ってはいけない食器」に盛られた料理は「小皿」などに盛って食べることになるので、口に運ぶときには結局「小皿」などを持った状態になります。
日本食を食べるときは「手に持って良い食器」を手に持った状態のことがほとんどですから、手を添えて食べるというのがダメなんですよねぇ。
茶碗やお椀以外に盛られた物を食べるときには「小皿を持って食べる」ということを意識すれば、手を添えて食べるクセは抜けるかと思います。
まとめ
和食に限らず箸を使った料理を食べるとき、利き手と逆の手を添えて料理を口に運ぶことはありませんでしたか?
それは日本料理のマナーとしてはNGなので、今後は小皿を使うなどしてくださいね。
大事な会食などで恥ずかしい思いをする前に日々の生活の中で訓練しておきましょう!
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