クリスマスが終わると、すぐにお正月モードに移りますよね。
本当に12月は色々とやることが多いですよね。
クリスマス飾りを片付けたら、お正月用の飾り付けをしていくと思うのですが、いつからいつまで飾ったら良いかわからなかったりしますよね。
お正月の飾りには玄関に飾る門松、しめ縄、鏡餅などありますが、それぞれで飾る期間が違ったりします。
そこで、知っているようで知らないお正月飾りを飾る期間やお正月飾りの種類などについて解説していきます。
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正月飾りにはどんなものがある!?
新しい一年が始まる1月は、誰もが新鮮な気持ちになりますよね。
新年を迎えるにあたって、玄関や部屋の中にお正月の飾り付けをしていく家庭も多いですよね。
正月飾りには、祭りを行っている神聖な場所であることを示し、
災いが家の中に入り込むのを防ぐという意味があります。
一口にお正月の飾りと言っても色々とあります。
たとえば、鏡餅、しめ縄、門松などですね。
日本の場合だと、クリスマスが終わるとすぐにお正月モードに切り替わるのですが、
これらの飾りはいつからいつまで飾ったら良いかわからなかったりします。
クリスマスの関係で「クリスマスの飾りと被るのはちょっと・・・」と思う人も多いですしね。
お正月用の飾りをいつからいつまで飾ればよいのか、
それぞれの飾りの意味などと共に確認していきましょう!!
お正月に玄関にしめ縄や門松の飾りを置くのはナゼ!?
昔よりは少なくなったかもしれませんが、お正月になると、玄関や門の外に門松を建てたり、しめ縄をはる家が多いですよね。
松と竹を組み合わせ、縄で巻いた門松を建てたり、もっと簡単に、松の小枝だけを飾る家もあります。
門松の松は、お正月さま(年神(としがみ))が山から降りてくるときの目印の役割を果たしています。
そして、神様が家に入る前、一旦、休んでもらうところでもあります。
天から降りてくる神様は、松に宿ると信じられてきました。
これは「神をまつ(松)」というところからきたと考えられています。
竹は、すくすく成長性、長生きできるようにという願いを込めて使われています。
しめ縄は、「ここは神聖な場所なので、悪い霊や災いは入るな」と知らせるものです。
「しめ縄」は「標縄(しめなわ)」とも書き、「しめ」とは「特別な場所」という意味です。
しめ縄や玄関の門松の飾り付けは12月20日から28日の間に行います。
9(九)は「苦」を想像させるため、29日は避けます。
31日に飾るのは「一夜飾り」と言われ、間に合わせで真心がないとして嫌われます。
なので、クリスマスが終わった26日から飾り始めるのが良いでしょう。
しめ縄や門松は1月7日に外すのが一般的です。
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鏡餅を飾り付けするのはナゼ!?
お正月の代表的な飾りに鏡餅もありますよね。
鏡餅は、年神へのお供えとして飾られます。
穀物の魂のような丸い形の餅を食べて、人間がさらに強くなるようにと
願ったのがはじまりと考えられています。
古くから、餅は祭りなどの特別な日の食物とされてきました。
お正月に鏡餅を備えるようになったのは、室町時代からと言われています。
1月11日、正月の間に年神に供えていた鏡餅を降ろして、
おしるこなどにして食べることを鏡開きと言います。
年神につながるお供えを食べることで、
一年を幸せに過ごすための力をつけたいと願ったのが始まりだと言われています。
年神が刃物を嫌うという考えから、
包丁を使わずに手や木づちなどで鏡餅を割ります。
なので、鏡餅は12月26日くらいから飾り始め、1月11日まで飾るのが良いでしょう。
小正月に正月飾りを焼く
先ほど、しめ縄や門松は1月7日に外すのが一般的だと書きましたが、
それらの正月飾りは、基本的には焼く必要があります。
1月15日を小正月(こしょうがつ)と言い、餅花(もちばな)やまゆ玉を作ったり、
粥占い(かゆうらない)をするなど、農耕に結びついた行事が行われます。
小正月に行われている左義長(さぎちょう)は「どんど焼き」とも言われ、
お正月に飾ったしめ縄や門松を神社や寺で焼く行事です。
正月飾りを約ときの煙にのって、年神が天に帰ると考えられているので、
このような行事が行われているんですよね。
なので、お正月飾りを外したあとはお近くの神社や寺に持っていって、焼いてもらいましょう。
ただ、最近では、正月飾りに入っている化学物質の関係から焼くのは良くないという考えがあったり、
お賽銭を入れずに焼くのを頼む人が増えてしまったという大人の事情から、
正月飾りを焼くのを受け入れてくれない神社や寺も増えてしまったそうです。
そのような場合はしょうがないので、普通に燃えるゴミとして廃棄しましょう。
まとめ
この記事では、お正月の代表的な飾りである鏡餅、玄関や門に飾る門松、しめ縄をいつからいつまで飾るのか!?
ということについて紹介してきました。
日本はクリスマスも祝っちゃうような国なので、お正月の飾りをいつからいつまで飾るのか、
毎年頭を悩ましますよね。
この記事を参考にして、お正月用の飾りを飾って、新年を迎えてくださいね。
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